田舎で働くことの魅力
地方出身の私が東京で暮らしていたとき、一番嫌だったのは満員電車。毎日、駅ホームに電車発車のアナウンスが流れると駅員さんがドアからはみ出た乗客を電車内に押し込み、鮨詰め状態で通勤や通学。コロナ禍でのソーシャルディスタンスはお構いなし。お昼休みに飲食店に行っても狭い通路、低い天井で全くリラックスもできず、バタバタと過ぎていく一日。終電を気にしながら働いて翌朝はまた満員電車の日々。私はそんな生活が嫌になり東京から北関東のド田舎に逃げ帰りました。
環境変化
・24時間営業の店舗はコンビニのみ
田舎の夜は早い。22時を過ぎると街が真っ暗になる。
・電車での移動は時間厳守
電車(私鉄)に乗り遅れると、次の電車は1時間後。JRでも30分は待つことになる。
サラリーマンの通勤は基本的に自家用車。学生と老人だけが電車を使う。
バスのような乗り物もあるが、利用者が少ないのでバスではなく俗にいうワゴン車を利用。
・本屋がない
田舎の本屋は、TSUTAYAやWonderGOOのようなレンタルや雑貨がメインの本屋さんしかない。
当然、紀伊国屋やジュンク堂はないので本が欲しいときはAmazon一択。
・街に人がいない
賑わうのは大型スーパーやユニクロだけで商店街はシャッター街。
ソーシャルディスタンスどころか、人間社会との距離が離れてしまった商店街。
外に出るときはマスクをするのではなく、店に入る時にマスクをするのが田舎の定番。
・スナックという酒場がある
おばちゃんが焼酎とウーロン茶、おつまみ類を適当に出してくれ、店内でカラオケができる
お店がある。カラオケは、他のお客さんと共有で、見ず知らずのおじさんが熱唱しても、
拍手と歓声をあげなければならないローカルルールがある。明朗会計ではないが安い。