テレワークができる業務とできない業務を分ける

業務の中にはテレワークができないものやテレワークに移行しやすいものがあります。

ICT環境を考える

業務の整理ができたら、その業務でテレワークがどのようにできるか考えましょう。
グループウェア
Microsoft Exchange (Office365)
Google G-Suite
サイボウス Office/Garoon
ネオジャパン DeskNet’sNeo

Web会議システムを考える

業務で使用する会議システムとなると、セキュリティに対する技術や意識の高い企業のサービスを利用するべきだと考えます。
Cisico webex
MicrosoftTeams
GoogleMeet
Web会議を使用するにあたっての課題は、社外の人と打ち合わせする場合、相手側からWeb会議に使用するシステムの指定があるとこです。企業によっては、情報漏洩等のリスクの高いWeb会議システムを指定してくるケースもあるので社内的なルール作りが必要だと言えます。

情報漏洩対策

テレワークを推進するにあたって情報漏洩対策が一番の課題です。従業員がパソコンを家やシェアオフィスなどのオフィス以外の場所に持ち出すと技術的なセキュリティに対するリスクの他、紛失や盗難などの物理的なリスクも発生します。
パソコン(HDD/SSD)の暗号化
VPN(通信を暗号化する技術)
VDI(他のコンピュータの画面を転送する技術)
多要素認証(ID/パスワード以外でロックを解除する認証方法の組み合わせ)

通信環境

カフェや飲食店、ホテル、レンタルオフィスに行くとパソコン用の電源や無料のWi-Fi環境が整備されているところが多くなっています。ただ、このWi-Fiに会社のパソコンを接続するにはリスクがあります。例えば、悪意のある人がこれらの店舗が用意したアクセスポイントと同じSSIDとパスワードを設定したアクセスポイントを設置していれば、Wi-Fiに接続した瞬間あなたのパソコンの情報は見放題となってしまいます。それらを回避するためにも、モバイルルーターなどのどこでもインターネットに接続できる環境を用意すべきです。
WiMAXを使用したモバイルルータ
特徴:定額で通信容量無制限などの契約が可能だが、田舎や遮蔽物が多い環境、新幹線などでの高速移動中などでは使用できないことがある。
4G回線を使用したモバイルルータ
特徴:ほとんどの場所で使用できるが、基本的には通信容量に追随した料金体系。

最後に

テレワークについていろいろ書きましたが、私自身は実はテレワーク未経験です。私の勤めている会社はテレワークを実施したのですが、緊急事態宣言下であっても情報システム部門はその環境構築と管理・運営で毎日出社していました。まあ、出社人数が大幅に削減されてたのである意味でテレワークだったのかもしれません。

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